NNNの日記

ぐしゃぐしゃに丸めてゴミ箱に放った紙屑に書かれたような誰も読むはずのない文章

あこがれ

中学生のころからずっと、ギター2本、ベース、ドラムの4人組ロックバンドへの憧れが強かったわけだが、30代になったくらいからはそれが薄れてきて、ピアノに憧れを持つようになった。

僕がロックバンドを好きだったのは、そのサウンドだけではなく、4人組ロックバンドの佇まいに強く惹かれていたのかもしれない。今はもう、その佇まいが青臭く感じてしまい、憧れが薄れてしまった。


ほぼ同時期に、4人組ロックバンドの代わりに野球が好きになった。野球のバット、ボール、グローブ、ヘルメット、応援バッド。野球に関するものなら何にでも胸をときめかせられている。それは4人組ロックバンドに胸をときめかせていたのと似ている。

野球だって青臭いと思われるかもしれない。しかし自分がなにを好きになるのかなんて、自分にも全く理由が分からないものだ。