NNNの日記

ぐしゃぐしゃに丸めてゴミ箱に放った紙屑に書かれたような誰も読むはずのない文章

2022年4月18日

朝、通勤で車を走らせていると、桜並木の花がほぼ満開に開花していた。天気も良くて暖かく、労働抜きで考えると文句なしで気持ちのいい春の朝だった。

 

労働というのは本当に辛いものだ。それでも、仕事を一緒にする仲間とは楽しく助け合っていきたいものだ。業務量の多さや中身の難しさなどはニ義的な問題で、1番の問題は人と人とのコミュニケーションだ。

 

労働後、夜遅くに車を走らせたときに、窓を少し開けたら、春めいた匂いと、ひんやりとした心地いい風が入ってきた。

春はおかしな人が湧いてくるとよく言うらしいが、僕も春はハイになったりしておかしくなるから他人事ではない。

坂口安吾の「桜の森の満開の下」では、桜吹雪の中、恐ろしい幻想が繰り広げられた。気持ちのいい季節だが、年度初めの春こそ用心したいと毎年思っている。