NNNの日記

ぐしゃぐしゃに丸めてゴミ箱に放った紙屑に書かれたような誰も読むはずのない文章

2022年2月15日~ 政治的・社会的諸条件との関連におけるパワハラ上司~

バートランド・ラッセルの西洋哲学史Iを図書館から借りてきた。

3ページほどの原著者まえがきだけは読んだ。その上で、副題の「古代より現代に至る政治的・社会的諸条件との関連における哲学史」というのを見て、「政治的・社会的諸条件」という言葉だけで「はは〜ん」とこの本と関係なく自分の中で思ったことを書く。

 

昨日の日記で、資本主義に毒されて職場の人間関係をダメにしたりパワハラしたりしてまで利益追求するような奴はアカンみたいなことを書いた。


ラッセルはこの西洋哲学史を書くにあたって、先行する哲学者のその思想だけをありのまま書くだけではなく、その先行する哲学者が、属した時代の政治的・社会的背景に浸っていることに無自覚である体で、それらの哲学者を提示しようとした。

 

難しくて何を言ってるか自分でも分かりにくすぎるから簡単に書いてみる。

昨日の僕の日記に結びつけてみると、資本主義に浸りきって、資本主義が当たり前だと思っている人は、金さえ稼げばいいという利益追求だけに目が行って、職場の人間関係とかどうせただの他人だしどうでもいい、部下なんてコマだから人間性や人権はどうでもいい、と思ってるから、平気でパワハラするのかもしれない。

その金さえ稼げばいいとか、職場の人間関係なんてどうせ他人だとか、部下なんてコマだとかが、まさしく現代の政治的・社会的諸条件の一部だろうなという。

なのでそういう自分の今生きる政治的・社会的諸条件というものにいかに自覚的であるかどうかは、自分の思考みたいなものを時代という殻から突き破るためには大事なことだなと思った。